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横浜・山手散策

 多忙な中の貴重な秋晴れの10月10日、休日出勤の代休を利用して、久々に横浜に出向くことにした。

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 午前10時過ぎに家を出て、私鉄とJRを乗り継いで石川町で下車、スタートはイタリア山庭園の【外交官の家】の予定だった。しかし持ち前の方向音痴の本領発揮?で、目的地に行きつけない。早めの昼食をとった店で聞いたら、かなり離れてしまっていることが分かった。

店を出て急な坂道を息を切らしながら上がって進むと、フェリス女学院大学前に到着、案内地図で道は分かったが、ここからイタリア山庭園まで戻るとかなりの時間ロスになるので次回に持ち越すこととして、山下公園方面へと向かった。



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by nene_rui-morana | 2017-10-23 15:46 | 近郊散策 | Comments(0)

国営武蔵丘陵森林公園

 小学6年の夏、林間学校で訪れた日光の旅館周辺に咲いていた山百合の美しさは子ども心にも大いに感動させられた。以後、夏場に東京近郊や高原などを訪れて何度か見る機会があったが、夏休みにこのような場所に足を運ばなくなってから、すっかり遠ざかっていた。
 最近年齢のせいか、とみに四季の移ろいに敏感になっていて、今年の夏はぜひ見たいという衝動にかられてネットで情報収集、関東最大規模という当公園の存在を知る。間もなくテレビニュースでも見ごろを迎えていると報道され、少し遠いが出向く決心を固める。
 諸般と調整のうえ、8月2日に決定、ピークはその一週間前くらいだったが都合がつかなかった。当日午前中は小石川後楽園でスイレンを見ることにした。このスケジュールを組んだ理由のひとつには、飯田橋から最寄り駅まで直通で移動できることもある。

 午後1時過ぎ、東武東上線・森林公園駅に到着、仕事でこの地の病院や介護施設等と電話や文書のやり取りをしたことはあるが、自身で訪れるのは今回が初めて、公園入り口へ向かうバスが来るまで15分ほど、駅前の木陰のベンチで休憩した。
 入り口が何箇所もあり、非常に広大な公園であることがうかがえる。今回は西口より園内に入ることにした。

 入園料を払い園内へ入る。すぐそばにあるのはわんぱく広場、園内には他にも林間広場やキッズドームなど子連れで楽しめそうな施設がたくさんある。園内パスも運行しているが私は利用しなかった。
 西サイクリングセンターで自転車を借り、本日の目的地・「やまゆりの小径」に直行する。暑さのピークで全身から滝の汗が流れる。自動販売機で買ったウーロン茶を一気に飲み干した。
 中央サイクリングセンターそばに自転車を置き、場所を聞いて徒歩で向かうと、やがて甘い香りがただよってくる。林の一角に咲き誇る山百合が目に入る。昔日光で見たものほど大きくはなく、既にピークが過ぎているが、それでも充分美しい。少々オーバーだが、永年の夢が叶ってとても感激した。以前は東京近郊にもたくさん自生していたというが、乱獲や宅地開発などにより激減したと聞いている。園内はこの地域以外はもう咲いていないとのことで、見られるのは今だけ、歩道を歩きながら、空腹に必死で耐え、シャッターを押し続けた。

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 かなりの枚数を撮影し、一応満足したので、名残りを惜しみつつもこの場を離れ、別の場所を見ることにする。
f0148563_1511282.jpg 中央サイクリングセンターまで戻り、自転車を南へと走らせる。深い緑と蝉時雨の中のサイクリングは大変気持ちがいい。非常に暑く途中坂で少し苦労した場所もあったが、心配していた午後の直射日光からも木々に守られ、比較的快適に楽しんだ。コースの所々でも山百合が咲いていた。
 展望広場あたりで耐えていた空腹感に限界を感じ、展望レストランで遅い昼食をとることにする。窓際の席で自然に抱かれながら食べたカレーライスとアイスコーヒーの味は、今年に入って最高のひとつだった。
 途中は沼が何箇所かあり、運動広場やディスクゴルフコースも設けられている。南口近くには日本庭園があった。この付近は山田城跡で、古鎌倉道ちかくには花木園があるが、坂道をかなり歩かないとたどりつけないので、本日は行かないことにした。

f0148563_1515581.jpg 最南端まで行った後、中央口方面こ戻る。途中で4時の時報、5時の閉園までに西口に自転車を返さなければならないので、少し急ぐことにした。ハーブガーデンやボーダー花壇の花もとても綺麗だった。ここで引き返したが、その向こうにはロ
f0148563_15185732.jpgックガーデン・見本園・ドッグランなどがある。展示棟に到着した時に4時半のアナウンス、残念ながら開催中の「里山の宝石やまゆり展」をゆっくり見ることは出来なかった。



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 フルスピードで自転車を飛ばし、閉園15分前に西口サイクリングセンターにすべりこんだ。
 広大な園内を一日で廻ることは不可能だが、楽しいひと時を過ごすことが出来た。子ども連れでも楽しめる場所なので、妹一家や小さいこどものいる知人にも勧めようと思う。
 
 この日は午前中の小石川後楽園より、汗だくになりながらも、文字通り季節を肌で感じ、今を盛りの花々に癒され、清々とした充実感と心地よい疲労感を味わうことが出来た。移動の車中で新書ほぼ一冊も読破し、我ながら一日でずいぶんいろいろなことをしたなと感じた。
 バスで駅に戻り池袋行きの電車に乗る。夕食は駅近くのデパート内の中華レストランでとった。朝の予定では少し先の別のデパートで後日の買い物の下見をするつもりだったが、さすがに足の疲れが限界に達していたので、それは断念してそのまま家路についた。
by nene_rui-morana | 2008-08-08 10:10 | 近郊散策 | Comments(0)

八月の小石川後楽園


 小石川後楽園に関して、あらためて語る必要はない。水戸徳川家中屋敷で、造営にあたっては中国人・朱舜水が深く関与している。震災や空襲で昔と変わったところも多いが、江戸の面影を残す貴重な遺構であり都会のオアシスであることに変わりはない。
 近場で季節の花を見られる所はないかとネットで調べたところ、内庭のスイレンがとても美しいとのことで、苦手な早起きをしてこの目で確かめる決心をした。

 2008年8月2日(土)午前9時過ぎ、大江戸線・飯田橋駅に到着、長いエスカレーターをいくつも上がって、ようやく地上に出て、後楽園入り口を目指す。
 これまでの人生で、この界隈にはかなり深く関わってきた。毎日のように通いつめていた時が断続的にではあるが過去数回ある。しかしこれまで、後楽園の中に入ったことは一度もなかった。昔はお金もヒマもなく日々の生活を送るだけで精一杯だったこともあるが、年齢と共に四季の便りや江戸の町並みの名残りといったものに惹きつけられるようになったことも大きい。

 受付で入場料金を払い、庭園に入る。真正面に見えるのは東京ドーム、今さらながら、都心のど真中にこのような緑豊かな場所が残されていることに感激した。

f0148563_1439954.jpg 蓮池では蓮の花がそれほど多くはないが綺麗に咲いていた。パンフレットと庭園内の案内板を見ながら散策を進める。私は方向音痴でこれまでに旅先等で何度も迷子になりかけているが、かなり広大なこの庭園でも目的地までどう歩けばいいのか地図を見てもちょっと分からなくなった。ようやく目印を見つけて、蝉時雨の中、急ぎ足に中庭へと向かった。

 空襲で消失した唐門跡から内庭に入ると、前方に池が見えてくる。実は今年の夏は、スイレンを見ようと二度ほど早起きして出かけ空振りに終わっていて、今回こそは三度目の正直にしたい。ほどなくその実現をこの目で確認し、喜びで胸がいっぱいになった。清楚かつ上品なその美しさにしばし見とれる。咲いている位置が遠くて望遠機能がないカメラではアップの写真が撮れないのが残念、それでも池の周囲を廻りながら次々とシャッターを切っていった。
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f0148563_13593093.jpg 目が葉の緑に慣れてくると、あちこちに花やつぼみが識別?出来るようになった。
 このあたりは昔は書院で、東側に正門がある。東京ドームはすぐそばで、本日は何かのイベントが催されており、音楽やアナウンスが響いていた。いつまでも見入っていたいのだが、この後に遠方に足をのばす予定があり、しばらくしてから涙を呑んで後園側へ戻った。

f0148563_14283719.jpg 庭園内を歩いていると、滝・橋・川などが各所に配置され、土地の起伏が巧みに生かされていることが分かる。昨年訪れた京都の桂離宮が懐かしく思い出された。深い緑の中に我が身を置くと、先日上野で見た永徳の絵の中にタイムスリップしたような錯覚さえ覚えた。

f0148563_14301915.jpg 龍田川・渡月橋など日本的な名前がつけられている一方、西湖堤などは中国を模している。自分流の造語を使えば和洋折衷ならぬ「和中折衷」の庭だが、かつてはそれが理想であったことは確かだろう。

f0148563_1434596.jpg 円月橋、得仁堂、通天橋、白糸の滝、屏風岩、はずれの梅林にある藤田東湖の記念碑まで見たが、愛宕坂の上にある小町塚と八卦堂は今回は遠慮した。

 今はスイレンと蓮が見ごろだが、他の日本庭園と同様、ここも四季折々の味わいがある。
 日常生活の中で比較的気軽に来られる小石川後楽園、今後も季節の節目に訪れたいと思っている。

 2時間近く見学して写真もたくさん撮った後、庭園を後にする。
 足もかなり疲れて全身汗だく、朝食が軽くて少々空腹感も覚えてきたので、駅方面に戻ってファーストフードで軽食と水分をとりしばし休憩した。
 その後、有楽町線・飯田橋駅より、本日二番目の目的地・国営武蔵丘陵森林公園へと向かった。
by nene_rui-morana | 2008-08-08 08:08 | 近郊散策 | Comments(0)

東京国立博物館庭園散策

 東京・上野の国立博物館本館北側に広がる庭園は、春と秋の2回、開放される。
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 11月25日(土)午後3時、「大徳川展」を見る前に庭園に入場して、約1時間ほど散策した。


f0148563_2248552.jpg 1.五重塔
 細部まで綿密に造られた銅製の塔で、徳川綱吉が法隆寺に奉納したもの。本日は工事中で近づいてはみられなかった。













2.第二回内国勧業博覧会の碑
 明治初期に開催された博覧会は第一回から第三回までの会場が上野だった。日本最初の美術館前に建設された旧本館の設計は河鍋暁斎の弟子でもあったジョサイア・コンドル、私が愛するものの原点がこの地にある。

f0148563_1933598.jpg3.春草廬
 河村瑞賢が淀川改修工事の休憩所として建てたもので、大阪、横浜、所沢を経て、戦後松永耳庵より寄贈された。扁額は曼殊院良尚法親王筆。




4.町田久成の碑
 初代博物館長の顕彰碑

5.転合庵
 小堀遠州が桂宮から賜った茶入「於大名」を披露するために伏見に建てた茶室。

f0148563_20123240.jpg6.六窓庵
 17世紀中頃に奈良の興福寺慈眼院に建てられ、明治10年に移築、大戦中の疎開を経て戦後再建された。








7.有馬家の墓石
越前藩主・有馬家の墓石が往年の寛永時の面影を伝えている。

f0148563_19405386.jpg8.応挙館
 尾張国の天台宗寺院の書院として1742年に建てられ、益田家所有を経て昭和初期に寄贈される。室内の墨画が円山応挙作と伝えられる。





f0148563_19433531.jpg9.陶製の燈籠
 明治41年の銘あり












f0148563_1949148.jpg10.九条館
 もとは赤坂にあった九条家の居室、昭和9年に寄贈された。床張付の楼閣山水図は狩野派作と伝わる。 







11.鉄燈籠
 作者は江戸時代の湯釜師・名越建福といわれ、現在は基壇だけが現地に置かれている。
 
 関西旅行から戻った直後だったので、現地で足跡に接した遠州や瑞賢、さらに綱吉や奈良の寺院に関わりのある複数の文化財に触れられた驚きと感激は並々ならぬものがあった。
 ひと回りした後、本館に面してあるベンチで池を見ながら小休止した。池で遊ぶ水鳥、色づき始めた紅葉、自分が愛する光景が目の前に広がっているが、汚濁した水面にゴミが浮いている地は、ちょっといただけない。京都の離宮の水鏡に映る美しい景観を見てきた直後なので、なおさら幻滅かつ失望した。もう少しきれいにしてもいいのではと思った。
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 4時過ぎに庭園を出て、本館内の展示2、3点を見た後、「大徳川展」会場である平成館に向かった。
by nene_rui-morana | 2007-11-30 05:05 | 近郊散策 | Comments(0)