粋でイナせな浮世絵師、歌川国貞

 標記は静嘉堂文庫美術館で開催されている『錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~歌川国貞展~』の記念講演会、講師は岡田美術館館長・小林忠先生、これだけ役者?が揃ったら、自分が行かずに済むわけはなかった。

 展覧会のチラシで情報を得た時は興奮は最高潮に達し、何とか当日は仕事に当たらないようにと天に祈った。勤務スパンが職場で知らされ、当日は休めることになり一安心、しかし以前に体調を崩してハズせない展覧会を涙を呑んでキャンセルした経験から大事をとって事前に一度、静嘉堂に足を運んだ。

 居並ぶ名品に酔いしれた後、当日の受付方法について聞く。チラシに書かれたとおり、開館と同時に整理券配布とのことで、事前に多くの人が並ぶ可能性も高いと知り絶句、少々ハードなスケジュールとなりそうだが、もちろんトライするつもりだった。館内では飲食が出来ないとのことなので、近くの店に関する情報を聞き、講演開始までの時間の使い方も計画をたてた。小林先生への質問も考えた。

 第3四半期に入り身辺が多忙になり、特に協力団体の代表が次々と出してくる要求に対応に苦労しながらも、当日を楽しみに必死に日々の責務に向き合ってきた。

 いよいよ明日は待望の日と、最近にしては少し早めに帰宅し翌日の朝食の準備をし、目覚まし時計をセットしてバスや電車の時刻も確認した。最後に開館時間の再確認のためにチラシを見て、息を呑んだ。講演は先週の土曜日で既に終了してしまっていた。「自分が休みの土曜日」が念頭にあり、珍しく二週連続で土曜日を休めたことが、裏目に出てしまった。日々の仕事に忙殺して再確認を怠ったことも原因の一つだった。

 全て自分の責任であり後悔後に立たずだが、ささやかな楽しみの計画もたてられないほど忙しない現在の職場環境を、心底恨めしく感じられた。


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by nene_rui-morana | 2018-02-19 21:53 | 幻の展覧会等 | Comments(0)

趣味の史跡巡り、美術展鑑賞などで得た感激・思い出を形にして残すために、本ブログを立ち上げました。心に残る過去の旅行記や美術展見学記なども、逐次アップしていきたいと思います。


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