2014年 04月 29日
お知らせ
震災の年の6月に難病を発症して入院、車椅子に頼る身となり、在宅生活が難しいため施設に入所、以後は2、3度の一時帰宅を除いては、自宅に戻ることはありませんでした。
自分自身の生活も、父の病気で一変しました。正直、苦しく辛いことも多々ありました。旅行などの趣味が不可能となる中、近場の美術展に足を運んで芸術に触れることが、この3年間の数少ない心の安らぎでした。
主治医から「いつどうなってもおかしくない。」と宣告されていましたので、ある程度心の準備はできていましたが、ここ数か月間は体調は安定していたので、GWにはいろいろな予定を入れておりました。
15日の朝には普通に携帯で家族と会話していました。
しかし、それからわずか2時間後に容態が急変し、2日後に帰らぬ人となりました。
永別の悲しみ寂しさと共に、過去に経験した家族ならではの壮絶な葛藤もあり、一言では語りつくせません。しかしそれらは、ここに記すべき内容ではないと思います。
父の急逝により、わずか半月前まで心待ちにしていた「建仁寺展」他の企画展は、「幻の展覧会」となりました。
今父がいる2Fにある寝室にはテレビがないため、撮りためていた多くのテレビ番組を見ることはできません。
父が祖父母のもとに引っ越すまで、残りわずかな共に過ごす時間を大切にし、可能な限り父の傍で過ごすつもりです。
このようなわけで、ブログの記事更新もしばらくお休みとさせていただきます。
by nene_rui-morana
| 2014-04-29 16:53
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