彼岸の中日

 3月21日の金曜日は春のお彼岸の中日、昨年はお墓参りだけでしたが、今年は菩提寺の法要に参加しました。

 お寺に到着した後、いつものとおり、墓地の入口にある無縁仏にお参りした後、お祖父さんお祖母さん叔母さんに「しばらく来られなくてごめんね、いろいろ大変だけど、頑張ってます。」と報告して手を合わせ、少し離れた所にある本家のお墓もお参りしました。墓域はアスファルト工事が完了し、以前に比べると歩き易くなりました。

 庫裏に戻り、お弁当をいただいた後、少し時間があったので、わずかな時間ですが近くの著名人のお墓をお参りしました。岡倉天心、若槻礼次郎、芥川龍之介、他にもたくさんの有名人が眠っています。

 午後1時より法要開始、檀家総代のご挨拶の後、ご住職からお話がありました。先だっての大雪で庭の梅の枝が折れてしまったこと、昨年購入した除雪機が今回の大雪には全く役にたたなかったことなどを話されました。「雪の降る日は必ずといっていいほど法事が入ります。当然ですがお墓まで雪かきをしなければなりませんが、私も石屋も年をとってきましたので最近は少々しんどいです。しかも何故か、雪の日に法事を行うことになったお宅のお墓は必ず奥の方にあって、その分雪かきの仕事が多くなるのです。今年は土日が二週続けて雪となり、文字通りダブルパンチでした。来年の冬までにもっと大型の除雪機を買おうと思います。」などと話され、皆さんの笑いをさそっていました。
 その後は定番通り、昨年父親になられた若い副住職の法話、読経、焼香と、つつがなく進行しました。
 女手で塔婆の運搬は少し厳しいので、お願いしてお寺をあとにしました。
 昨年は満開の桜に抱かれてお参りしましたが、今年は寒い日が続いたため、まだ咲いていませんでした。しかし水仙など他の春の花が咲き、沈丁花の香りにも季節の移ろいが感じられました。

 超多忙な年度末、休日といえども時間を確保するのは容易ではありませんでしたが、節目の義務が一つ果たせて、ほっとしました。

 しかしながらこの日は、後悔してもしきれない失態をおかしてしまいました。当日は台風並みの大風が吹いており、帰り道のどこかで、若き日に永平寺で買った数珠とお祖母さんの片身の経典を入れておいたエコバックを落としてしまいました。
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by nene_rui-morana | 2014-03-29 22:55 | Comments(0)

趣味の史跡巡り、美術展鑑賞などで得た感激・思い出を形にして残すために、本ブログを立ち上げました。心に残る過去の旅行記や美術展見学記なども、逐次アップしていきたいと思います。


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